2015年2月4日水曜日

復興航空(トランスアジア)で墜落事故 その一部始終が車載カメラに: 事故直前180秒の再現ビデオが公開される

_



ロケットニュース24 2015-02-04_144830
http://rocketnews24.com/2015/02/04/542055/

【台湾】復興航空(トランスアジア)で墜落事故 その一部始終が車載カメラに収められる 
/ 事故機は2014年墜落事故の機体と同型か

 現地時間2015年2月4日11時頃、台湾・台北松山空港発、金門島行きの旅客機が離陸直後に墜落した。
 墜落場所が高速道路付近の川だったこともあり、その事故の瞬間が車載カメラの映像などにとらえられている。

・台湾で離島行きの航空機が墜落
 事故を起こしたのは、台湾の復興航空(トランスアジア航空)のATR 72系列機。国内線用の小型プロペラ機だ。
 台湾メディア『自由時報』によると、同機は離陸から3分後に機械的なトラブルが起きたようで、付近を走る高架道路に接触。基隆河に墜落したものと見られているそうだ。

 事故を偶然とらえた映像によると、ゆるやかに下降していた機体が垂直に回転し、そのまま墜落する様子が収められている。
 なお、同機には乗客乗員計58名が搭乗していたと見られている。

・死者が出たとの報道
 墜落時に炎上することはなかったようだが、基隆河や高速道路にはバラバラとなった残骸が散らばっているという。
 現在、必死の救助活動が行われているが、香港メディア『AppleDaily』によると、現地時間12時現在、20名ほどが救助されたが、搬送先の病院で5名の死亡を確認。
 残りの30名あまりは水面で救助を待っている、もしくは行方がわかっていないとのことである。

・事故機は2014年墜落事故の機体と同型か
 復興航空の台湾国内便は、2014年7月に同じく離島行きの飛行機が着陸時に墜落事故を起こしている。
 その事故では48名が死亡した。
 今回、事故を起こした機体は7月の事故機と同型であるという。

 なぜ今回、このような事故が起きてしまったのか……。
 まずは、すみやかに救助活動が行われることを願うばかりだ。

参照元:自由時報、AppleDaily、YouTube
執筆:沢井メグ



●〈獨家〉復興客機墜河/高架橋上目擊民航機墜河畫面
2015/02/03 に公開



ロケットニュース24 2015-02-05_201459 約1時間前
http://rocketnews24.com/2015/02/06/542978/

復興航空(トランスアジア)墜落事故では何が起こったのか 
/ 事故直前180秒の再現ビデオが公開される

  2015年2月4日に、台湾で起きた復興航空(トランスアジア)GE235便の事故。離陸直後に何らかのトラブルが発生し、市街地を流れる川に向かって墜落した。
 車載カメラにより偶然とらえられた映像をご覧になった方もいらっしゃるだろう。

 現在も救助活動が続くと同時に、事故原因の調査が始まっているが、早くも台湾メディアが事故直前105秒間の再現映像を公開している。

●・事故直前の再現映像
 この再現動画は台湾メディア『Apple Daily』が公開したものだ。
 その動画によると事故直前105秒間には、機内で以下のようなことが起こっていたと考えられるそうだ。

(10時52分00) 金門島に向かって、台北松山空港を離陸。
(10時52分15) エンジンの動力不足により、機内が大きく揺れる。機体を上昇させることができなくなる。
(10時53分15) 航路から外れることを決断。
(10時53分45) 3度、人口密集地の回避を試みる。
(10時54分00) 救難信号を発信。
(10時54分30) 機体がコントロールを失う。
(10時55分00) 機体はほぼ90度にかたむき、高速道路をかすめて基隆河に墜落。

●・機長からエンジン停止を訴える声
 動画にも収められているが、機長が「mayday、mayday(メーデー、メーデー)」と、救難信号を発した際、「engine flameout(エンジン停止)」と、発信していたことが明らかに。
 各メディアもエンジン故障説が有力だと報じている。

●・人口密集地を避けての判断か
 しかし、詳しい原因は現在究明中だ。離陸前に、エンジントラブルがあったところ強行出発したという説も出ているが、それは復興航空サイドが否定している。

 また、GE235が航路を離れ、基隆河へ向かったのは、機長が緊急着陸を試みつつ、人口密集地を避け、万が一の場合の被害を最小限に抑えるためだったのではないかという見方が強い。
 元アメリカ連邦航空局監査官デイビット・スーシー氏や元運輸省監査官のメアリー・シアボ氏も
 「機長は被害を最小限に抑えるために力を尽くした」
との旨をコメントしているとのこと。

 もし川ではなく、付近の市街地に墜落していたら10万人は被害に遭っていたという試算もあるそうだ。

 2月5日現在、乗客乗員58名のうち31名が亡くなり、いまだ11名が行方不明という今回の痛ましい事故。
 亡くなった方のご冥福をお祈りするとともに、生存者の1日も早い回復を、そしてこのような事故が二度と起こらないよう切に願いたい。

参照元:AppleDaily [1]、[2]、[3]、今日新聞網(中国語)