2015年9月8日火曜日

『Charlotte(シャーロット)』 & 『のんのんびより』

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今のテレビドラマは実につまらない。
見るならやはりアニメだ。
Charlotte(シャーロット)は確かに面白い。
毎週楽しみにしている。
これグリザイア」シリーズの延長にあるのではないかと思うのだが。


ロケットニュース24 2015/09/08     4時間前
http://rocketnews24.com/2015/09/08/628529/

今からでも見ておくべき2015年夏アニメ 『Charlotte(シャーロット)』

暦はすでに9月。
1年のうちの3分の2が終わってしまった。
この夏、私(中澤)の心を熱くした2015夏アニメもすでに9話くらいが過ぎてしまったことになる。
「今から見てももう遅い」そう思っているそこのあなた! 
まだ間に合う、というか、リアルタイムで見れるうちに一話でも見ておけ!

そう思わせてくれるアニメ作品……それが『Charlotte(シャーロット)』だ!

すでに10話まで放送され、あと3話を残すばかりとなった本作。
話の内容は、今まさに最高の盛り上がりに向かって加速しているところだ。
しかし、私(中澤)は話が盛り上がっていれば盛り上がっているほど、逆にブルーな気持ちになってしまう。

なぜならば、毎週楽しみにしていた作品が、この盛り上がりの後に終わってしまうからだ。
そんな ”やるせなさ” と ”アニメの面白さ” に踊る心で板挟みになりながら、時計の針だけが進んでいく。
分裂症になりそうだ。

●・あらすじ
主人公の乙坂有(おとさか ゆう)は、”任意の対象の体を5秒間のみ乗っ取る” という特殊能力を持つ高校生。
人知れず能力を悪用して、順風満帆な生活を送る。
しかし、そんな彼の悪事を、同じく特殊能力を持つ美少女・友利奈緒(ともり なお)が阻止したことにより、思春期の少年少女のごく一部に発症している病のようなものであることを知る。

●・”萌えアニメ” ではなく ”人間ドラマ”
自分だけが使える特殊能力・世界の秘密・美少女とくれば、アニメに免疫のない方は、「うっ……」と思ってしまうことだろう。
実際、こういった中二病設定の入った学園モノは、単なる萌えアニメになりがちである。
が、私個人の感想を言わせてもらうと、『Charlotte』は萌えアニメではない。

もちろん、友利奈緒はかわいい。
普段の冷ややかな態度にも、たまに照れながらちょっとだけ見せる誠意にも萌え萌えだ。
しかし、それは言わば、取っ付きやすさを出すための香辛料、馬の鼻先に釣りさげられた人参でしかない。
私にとってこの作品は、あくまで人間ドラマなのだ。

●・疲れた大人達にこそ響くアニメ
話が進むに連れて明かされる特殊能力を持つがゆえの主人公達のトラウマ。
そして、特殊能力が問題で発生する様々な一般社会との軋轢(あつれき)。回を追うごとに、葛藤し、思考し、関係性が変化し、生き生きとした表情を見せるようになる主人公達。
このアニメで描かれているのは、まぎれもなく成長である。
気付けば、社会に馴染めず苦しみもがいて道を探す自分を重ねている。

これは、社会のスピードについていけないと感じている、全ての疲れた大人達にこそ響くアニメじゃないかと思う。

●・麻枝准(まえだ じゅん)節炸裂
『Charlotte』の原作・脚本を手掛ける麻枝准は、『CLANNAD(クラナド)』、『AIR(エアー)』等、パソコンの伝説的美少女ゲームの脚本を手掛けたことで知られている。
ちなみに、『CLANNAD』は私が人生で出会ったシナリオの中で、三本の指に入る傑作である。

話がそれてしまったが、今作でも、バックグラウンドにそこはかとなく漂う独特の死の匂いや、シリアスなシナリオの合間合間に挟まれるギャグでの緩和は、 麻枝准節が炸裂していると言える。

なお、ギャグが寒いとの意見もあるが、私個人の見解を言わせてもらえば、箸休めの部分なので問題にするほどではないと思っている。

●・制作は次世代のスタジオジブリとの評価も高いP.A.WORKS
アニメーション制作は、安定したハイクオリティな作画で他の追随を許さないP.A.WORKS。
ちなみに私は、P.A.WORKSのアニメ制作の裏側を描いたコメディ作品『SHIROBAKO(シロバコ)』が大好きすぎて、社長にファンレターを送り付けたことがあるぞ!

●・泣きたい人にオススメ!
また、話がそれてしまったので、話を『Charlotte』に戻すと、前述の脚本と制作会社は、現在のアニメ界で泣きのアニメを作るのにベストな組み合わせのひとつに入る。
ちなみに私は以前、同様のタッグで制作されたオリジナルアニメ『エンジェルビーツ』の最終回だけを見て、泣いたことがある。

泣きたいけど、アニメはちょっと……というあなたも、きっとクライマックスでは涙で前が見えなくなるはずだ!

参照元:Charlotte 公式HP
Report:中澤星児
Photo:RocketNews24.

【公式サイト】
http://charlotte-anime.jp/

【オープニング】



【番組サイト】
http://kimamaniyoutube.blog78.fc2.com/blog-entry-4380.html
(注):youtubeにありませんので上記のサイトに入ってからjumpしてくださ。

第1話 我 他人を思う
【anitube】[1-1]

第2話 絶望の旋律
【anitube】[1-1]

第3話 恋と炎
【anitube】[1-1]

第4話 刹那の本気
【anitube】[1-1]

第5話 旅の恥は上書き
【anitube】[1-1]

第6話 忸怩たる一族
【anitube】[1-1]
【ひまわり】[1-1]
【nosub】[1-1]
【B9】[1-1]

第7話 逃避行の果てに
【anitube】[1-1]

第8話 邂逅
【anitube】[1-1]
【ひまわり】[1-1]
【nosub】[1-1]
【B9】[1-1]

第9話 歓喜なき勝利
【anitube】[1-1]

第10話 略奪
【anitube】[1-1]


さて、『Charlotte(シャーロット)』 の次はのんのんびよりですか。
いいですね!
正解です。
もし、もう一作挙げろといったら?
私なら『わかば*ガール』でしょうか。

これは『のんのんびより』系である。
それにこれ数分の短いもので、単独挙げるにはちょっと難があるかもしれない。
『のんのんびより』をご飯とすれば、これはセットのおかずといったところになる。


ロケットニュース24 2015/05/10   約1時間前
http://rocketnews24.com/2015/09/10/629787/




【にゃんぱす!】今からでも見ておくべき2015年夏アニメ
/ ストーリーなんか関係ねぇ『のんのんびより』

現在、9~10話までが放送され、あと3~4話を残すばかりとなった2015年夏アニメ。物語は今まさにクライマックスに向けて加速している作品がほとんどだ。
前回は『Charlotte』を紹介したのだが、今回はまったくジャンルの異なる作品。
ひたすらまったり展開し続けることで、人々に癒やしを与えるアニメがある。

生き馬の目を抜く百鬼夜行のアニメ業界において、それらの作品群は “日常系” と呼ばれる。
日常系とは、物語のストーリー性を重視せず、各キャラが個性を発揮して日常を送る様をただ見守る趣旨を持ったアニメを指す。

こう書くと
「何が面白いんだ? それは……」
と思われる方も多いかと思うが、要は、そこにあるのはバーチャルリアリティだ。
悪や毒が一切存在しない性善説のお花畑。
日常系を見る者は画面越しの世界に己(おのれ)を見ていると言っても過言ではない。

しかしながら、そのお花畑の世界が最後を迎えた時、大量の “難民” を発生させるケースがある。
「この作品が終わってしまったら、俺は明日からどうやって生きていったらいいんだ……」
と失意のあまり路頭(ろとう)に迷うのだ。
日常系を覗き込む時、日常系もまたこちらを覗いていると言える。

●・一期で大量の難民を発生させた伝説の日常系『のんのんびより』
ついつい熱くなってしまったが、今期のアニメの中には、最強の日常系がある。
それが『のんのんびより』だ。
2013年に放送された一期で、空前絶後の難民を発生させた伝説の作品だ。
今期、本作二期が放送されるとの情報をキャッチした時、私(中澤)は冗談抜きで震えた。

そして、つぶやいたのだった。「ついにキターーーーーーー!!」と。

●・あらすじ
とある田舎の学校 “旭ヶ丘分校” に通う4人の個性的な生徒たちを中心とした、まったりした田舎ライフ。

●・マジでこれだけ
ストーリーなど無いに等しい。
だが、それが良い。仕事に疲れきって帰ってきた夜、無心で本作を見る時の「一日終わったなあ……」としみじみ思うあの感じは、何ものにも代えがたい。

●・れんちょんが好きだ!!!

こまちゃん、ほたるん、なっつん……登場人物はみんな個性的で、生き生きしていて、生きているだけで楽しいという感じが全開だ。
あぁ、みんな好きだ。
しかし、小学1年生なのにアンニュイでちょっと変わった子「れんちょん」が一番好きだ!!! れんちょんが中心の話は締まっている。

●・にゃんぱす
「にゃんぱす」は、れんちょんの挨拶である。
「こんにちは」のような意味合いを持っている。
ついついTwitterでつぶやいてしまうぞ!

●・今から見ても大丈夫
日常系は、空気を味わうもののため、どこから見てもついていける。
それが例え二期であっても変わらない。
なぜならば、彼女達はそういった存在だからだ。
いつだって変わらない楽園がそこにある。さあ、あなたもにゃんぱすな永遠に触れてみないか!?

参照元:『のんのんびより』公式HP
Report:中澤星児
Photo:RocketNews24.

▼【PV】「のんのんびより りぴ~と」!プロモーション映像第1弾!


▼【PV】「のんのんびより りぴーと」!プロモーション映像第2弾!


▼【PV】「のんのんびより りぴーと」!プロモーション映像第3弾!



【番組サイト】
http://kimamaniyoutube.blog78.fc2.com/blog-entry-4201.html
第2期「のんのんびより りぴーと」

第1話 一年生になった
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第2話 星を見に行った
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第3話 連休中にやる気を出した
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第4話 てるてるぼうずを作った
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第5話 お好み焼きを食べた
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第6話 ホタルと仲よくなった
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第7話 思いきって飛び込んだ
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第8話 給食当番をした
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第9話 みんなでお月見をした
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]

第10話 すごく練習した
【You】[1-1]
【anitube】[1-1]


とすると、ベストスリーはこれになる。
GATE 自衛隊 彼の地にて斯く戦えりはどうでしょうか。



いかがですか。



【次はこれか?:干物妹うまるちゃん
 残念なことに、ここにきて私とは思考が違う。
 意見が別れる。
 すでに述べたように第3番目に挙げたのは『GATE 自衛隊 彼の地にて斯く戦えり』である。


ロケットニュース24 2015/09/22    15時間前
http://rocketnews24.com/2015/09/21/633030/

 激かわいい妹にわがままを言われたい!
 そんなあなたが今からでも見ておくべき2015年夏アニメ『干物妹うまるちゃん

 日々、暮らしていくために仕事は必要不可欠。
 その仕事をやっていく上でどうしても無視できないのが人間関係だ。
 そして、人と人の間で生きていくうちに、知らず知らずに心には不純物が溜まっていき、気付けば精神が病んでいる。
 そんな精神の病みは現代社会人の抱える闇と言える。

 そして、そんな現代の闇を浄化するために、我々は “日常系” と呼ばれる禁断の果実に手を伸ばす。
 今期スタートの日常系アニメの中で、日常系ジャンキーを量産しているのが『干物妹うまるちゃん』だ。

●・日常系とは?
 日常系とは、サザエさんのように登場人物達が自由に日常を過ごす様を主体に描いた作品を指す。
 大きな展開や1クール通してのストーリーはなく、基本的に一話で完結する。

 以前の記事で、最強の日常系である『のんのんびより』をご紹介したが、同じ日常系でも『干物妹うまるちゃん』は一味違う。

●・あらすじ
 容姿端麗で勉強もスポーツもできる完璧女子高生のうまるちゃん。
 実は完璧なのは外面だけで、家の中ではいつもお兄ちゃんにわがままを言い、ゴロゴロだらだらしたダメ人間生活を送っている。そんなうまるちゃんを中心とした日常の生活を描く。

●・概要
 この作品の主要人物は、タイトルにもある通り主人公のうまるちゃんだ。
 彼女と、同居しているお兄ちゃんを中心に日常の物語が描かれていく。
 しかし、実はヒロインであるうまるちゃんの人気の座を揺るがす強敵(?)が存在する。
 それが蛯名ちゃんだ。

●・名脇役の蛯名ちゃん
 蛯名ちゃんとは、うまるちゃんのクラスメイトで同じアパートに住んでいる巨乳の女子高生である。
 物語の初期から頻繁に登場し、基本的に天然ボケをかましてはにかんでいるだけのキャラだ。


●・うまるちゃんがかわいくない説
 アニメが始まった当初、ネットでは「主人公のうまるがかわいくない」という意見があった。
 私も少し思っていた。ストーリーよりもキャラを重要視する日常系アニメにおいて、ヒロインがかわいくないのは致命的だ。

 しかし、私はある日悟ったのである。
 「うまるちゃんがかわいくないわけではない、蛯名ちゃんがかわいすぎるのだ……」と。
 蛯名ちゃんの照れっぷりやちょっとした天然ぼけっぷり、純粋さ、そして甘いビジュアルは、もはや凶器の領域だ!

 きっと、初期の段階で蛯名ちゃんの魅力に取り憑かれ、ダークサイドに引きずり込まれた人たちも少なくないことだろう。

●・ひたすら蛯名ちゃんがかわいい
 ストーリーなど無いに等しい。
 だが、それが良い。
 仕事に疲れきって帰ってきた夜、無心で蛯名ちゃんを見る時の「一日終わったなあ……。」と、しみじみ思うあの感じは何ものにも代えがたい。

●・のんのんびよりとの相違点
 「結局、『のんのんびより』と同じやないかい!」 
 と感じた人もいるかもしれない。
 しかし、『のんのんびより』と『干物妹うまるちゃん』で決定的に違う点が、うまるちゃんのお兄ちゃんの存在だ。

●・うまるちゃんのお兄ちゃん
 うまるちゃんと同居しているお兄ちゃんは眼鏡をかけた草食系のサラリーマンだ。
 いつもうまるちゃんにわがままを言われ、少し愚痴ったりしながらもうまるちゃんのわがままを聞いてしまう。
 影は薄く主役ではないにせよ、常に物語に絡んでくる。
 視聴者の “目” となるお兄ちゃん

 このお兄ちゃんの存在が『のんのんびより』との決定的な差である。
 考えてもみてほしい。
 影が薄く、眼鏡をかけており、草食系……これはそのままターゲットとなるオタク達にあてはまる特徴である。
 つまり、このアニメを見る際は、お兄ちゃんの主観となって見るのが正しい作法なのだ。

●・お兄ちゃん目線で見ると天国でしかない
 うまるちゃんはだらしないところをお兄ちゃんにしか見せないし、わがままもお兄ちゃんにしか言わない。
 蛯名ちゃんはお兄ちゃん相手だとハ二かんでしまう。
 こういったシチュエーションは、お兄ちゃんを自分だと思って考えてみるとただの最高でしかない。

 『のんのんびより』には、こういった主観となれるキャラが存在しない。
 そのため、『干物妹うまるちゃん』の方が、アニメの世界感に没入できる仕組みとなっているのだ。

●・気が付けば難民化
 当初、順風満帆とは言えない船出だったうまるちゃん。
 しかし、回を追うごとに評価が上がっていき、現在は、うまる難民の発生が確実視されている。
 放送はあと一回。複雑なストーリーは無く、今から見ても十分理解できるだろう! 
 そして、私は今現在、頭を抱えている。
 「これが終わったらワイ、どうやって生きていったらええんや……。」と!

執筆:中澤星児
参照元:『干物妹うまるちゃん』公式HP
Photo:RocketNews24.

▼『干物妹!うまるちゃん』PV第1弾


▼『干物妹!うまるちゃん』PV第2弾







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